狩猟体験!補足

こんにちは!

今回は、この前長野でお世話になったお店を紹介します!

 

まずは、狩猟体験に同行させて頂いた、信州山肉プロジェクト

解体したばかりの鹿肉は最高でした。

 

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昨日獲れたばかりの鹿肉。一日置いておくことで熟成させるとともに、脂肪を固めて解体しやすくするとのこと



 

続いて、このお肉を使って料理してくれた、善行寺のゲストハウスピセ

世界を旅して朝市から王宮料理まで、その国の食文化を様々な角度から味わい、研究してきたとのこと。

ゲストハウスではボルダリングが無料で、ビリヤードも1回100円で出来ると、遊び心満載です。

 

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リキュールには柑橘系のものが一番合うとのこと



 

続いて、長野駅前で食べたのはそば料理、ぼっち

 

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蕎麦も天ぷらも美味しかったです!

 

以上、今回お世話になったお店でした!

長野に行く機会があったら、是非また寄りたいと思います。

狩猟体験_イノシシ狩り

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〇概要

昨日、長野県で猟師の方に同行し、イノシシ狩りの様子を拝見させてもらいました!谷底から110キロのイノシシを人力で引き上げたり、解体したばかりの心臓を食べたりしてきました!(どや顔していますが、猪を獲ったのは勿論プロの猟師です)

 ①狩猟体験とは

 ②狩猟を実際にやってみた

 ③狩猟による売り上げ

 ④ジビエ料理の紹介

①イノシシ狩り体験

今回は長野県高山村で猟師の方に同行させて頂き、狩猟の雰囲気を味わってきました!

参加したのはこちらのイベント。

第38回オープンカフェ(狩猟体験)

知り合いの長野県庁の方がプライベートでやられている事業。毎月1回イベントを開催しているとのことです。

 

②狩猟を実際にやってみた

 総勢20名強で挑んだ今回の狩猟。実は、始まってすぐイノシシ3頭獲れました!(笑)

なんでも、山素人の私たちが集団でぞろぞろ移動したため、異変を感じて移動したイノシシの群れが待機していた猟師の方と出くわしたとのこと。棚からぼたもちのような狩猟でした。

 ただ、このまま何もせずに帰ってもせっかく来た意味がないとのことで、一応体験も少し。1人ずつ等間隔で並びながら行進し、隠れているイノシシを猟師がいる方に追い立てる役をさせて頂きました!残念ながら私はみれなかったものの、実際にいのししに出会い、走っているいのししを見た方もいらっしゃいました。

 

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 狩りが終わると、イノシシの回収へ。この日の最大は110キロ。谷底から必死で引き上げてきました。普段はこれを2,3名で行うため、商品化しない場合はその場で内臓を取り出して軽くするとのことでした(販売する場合は許可を得た解体所で行う必要があるとのこと)。

 

③狩猟の売り上げ

 ところで、狩猟ってどれぐらい儲かるのでしょうか?粗利を計算しようともろもろの値段を聞いてみました!

 まず、収入面をみてみる。猪肉だとキロ4000円ほどとのこと。また、イノシシ1体からは6割ほどのお肉が取れるらしい。そのため、110キロの猪1頭で60kg×4000円で訳24万円。今回はすこし小ぶりなものがあと2頭とれたため、合計65万円ほどが売り上げになりそうです。猟師6名でわると、1人当たり10万円ちょい。(ちなみに鹿だとこの日解体した1頭からは8キロしか肉がとれませんでした。。)

 

次に、費用面をみてみる。時間としては、猟師6名×3時間+解体9時間(1頭3時間)。これに販売にかかる費用がもろもろかかるとのことでした。

 

また、それ以外にも害獣指定されたものだと1頭2万円ほど報酬がでたりするとのこと。散弾銃は1本20万円強で購入できるため、日曜ハンターになるのもいかがでしょう?

 

ジビエ料理

 

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 鹿肉の内ももロースト。ローズマリーと合わせて柑橘系のブランデーでローストされてあり、とっても柔らかく、かつ肉の味が濃厚で最高でした!

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猪肉のチャーシュー。これも、とっても柔らかい中に濃ゆい肉の脂身を楽しめ、美味しかったです!

 

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定番のぼたん鍋。味噌と肉、お互いのバランスが丁度よく、美味しかったです!

福島の今。放射能教育に対する怒り

まとめ

 福島県では放射能教育があまり進んでいない

 

放射能に対する無知が招いた被害

私はフクシマの問題は日本の放射の教育の失敗が原因であると思っています。幸い、放射能による直接的な人体への被害は少なかったと思います。しかしながら、福島から来たというだけの謂れのない差別、農作物への風評被害など間接的な影響が多いと思っています。

下記は、福島の方々の声です。

すべての子どもたちが福島に生まれたことを誇りに思えるように / 南相馬・番場さち子さんに聞く / 服部美咲 | SYNODOS -シノドス-

【被曝リスクを検証する(上)】命奪うのは放射線ではない 10万人検査の医師が報告した真のリスクとは(1/3ページ) - 産経ニュース

 

しかしながら、放射能教育があまり出来ていない。福島県ですら正しく事実を公表していくことが出来ていない。このことに強い危機感を覚えました。

原発事故後の福島県の責務

除染についてチェルノブイリに対応策を学びに行ったように、今後は福島が原発事故への対応のモデルケースになると思います。そのときに、なぜあそこまで被害が生じたのか、除染をどう進めたのか、この教訓を今後どう活かしていくのか。単なる科学的事実だけでなく、実際の事例を踏まえた学びを福島県は、日本は発信していく責務を負っているのだと、思っています。

 

福島県での放射能教育の実態

しかし、福島県が設立した放射能教育の学びの場である福島県環境創造センターはそこには全く届いていないのではないかと感じました。その理由として、以下に3つあげています。

 

一つ目は学びの場がなかったところです。冒頭には福島第一原発の模型がおかれていますが、当時の状況を示すだけで、なぜあそこまで被害が生じたのか、その教訓が他ではどのように活かされているのかなどが示されていない。ただただ、恐ろしい事故が起きた畏怖の象徴として祀り上げられているように感じました。

 

二つ目は施設が発信するメッセージがわかりにくかったところです。津波による被害、放射能による被害、脱原発による新エネルギーの創造という3つの文脈が出てきたのですが、それぞれ具体的な数字や当時の状況や現物、今後のビジョンを示すわけでもなく、3つの言葉以上のものをあまり感じませんでした。

 

三つ目は、放射能の恐ろしさを無駄に増長していると思えたムービーです。映像では、放射能は遺伝子を壊すという事実を伝えながらも、福島での被爆量は既に身体に害のある水準ではないという事実のメッセージが無かったり、米も「全量全袋検査して基準以内のものだけ出荷している」という表現からまだ放射能の基準を超える農作物もあるのかというメタメッセージが読み取れてしまったりしていました。事実2014年以降米では1袋も基準値を超えるものは見つかっていない(下記参照)。

 

harukaueda.hateblo.jp

 

 

以上のことから、私はこの施設に対して怒りを覚えていました。

 

〇関係者の方の声

しかしながら、上記の表現が精一杯であるということを関係者の方から話を聞きました。ムービーの内容なども一言一句全て精査され、圧力団体によるクレームを受けないようにぎりぎりの調整をしているとのことでした。

 

〇まとめ

フクシマでの問題は、放射能への無理解から来る拒否反応だと思っています。TOKIOの方々は福島の農作物の安全性をアピールしています。また、昨日には日英2+2での会談の際に、ジョンソン英国外相が福島の100%桃ジュースを美味しそうに呑んでいるところを河野太郎外相がTwitterで発信しています。

 

こうした、放射能に対する事実の発信をすることこそ、国の責務であると感じました。 

 

温泉サミット開催! in戸倉上山田温泉

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日曜日、火曜日と長野県戸倉上山田温泉で「温泉サミット」なるものを開催してきました!

戸倉上山田温泉は長野と上田の中間の千曲市に存在し、100年ほど前から善行寺詣りの精進落としの湯として発展してきた歴史を持ちます。しかしながら近年観光客数が往時の半分にまで、落ち込んでいます。そこで、今回東京大学のプログラムとして温泉街の活気を取り戻すことに取り組んでいます!

 

  1.  東大生6人による戸倉上山田温泉活性化プロジェクト
  2. 温泉サミットの目的
  3. 1日目の結果
  4. 2日目の結果
  5. まとめ

〇東大生6名による上山田温泉活性化計画

 そこでプログラムに応募したメンバー6名で、温泉街の活性化に取り組んでいます。8月には16日間ほど滞在し、計140名の方からヒアリングを通して街の課題を分析しました。その結果、街づくりのために行動する人としない人での深い断絶や個別旅館の競争になり温泉街全体の取り組みがあまりないという二つの課題が見えてきました。そこで、温泉サミットを開催しよう!という運びになりました。

 

〇温泉サミットの目的

 目的は二つ。1日目の目的は、行動する人が一部に偏り排他的になってしまう現状を打破し、行動したい若者を集め行動するきっかけを作ること。2日目の目的は旅館全体での事業に取り組くことで協力して仕事を進める仕組みを作ること。この二つを達成するためにサミットを開催しました。

 

〇サミット1日目の結果

1日目は地元の中高生や地元市民、旅館関係者の方など計36名の方に集まって頂けました!こうした場に来るだけあって、みなさん千曲市への想いが熱く、最終的には3つのアクションプランが出来上がりました。現在は各班でグループを作り、実行に向けて備を進めております!

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高校生も積極的に意見!右図は新しい温泉街の名物を考えたものです!

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〇サミット2日目の結果

2日目は戸倉上山田温泉旅館組合連合会と信州千曲観光局に対して、事業案のプレゼン、実行の可決を行いました。結果は満場一致で賛成。二つのプランが採用されました!

今後形になり次第報告していきます!!

 

〇まとめ

今回、参加した中高生の熱気に驚きました。自分が高校生だったころを思い返して、40歳ぐらいの大人の方に自分の意見をいえたか、そもそも意見が出来るほど熊本市のことを知っていたかというと、そんなわけがなく。。もっともっと熊本のことを知る必要があるということを痛感しました。

今回のサミットの成功の定義はこれからどれだけの事業が生まれるかだと思っています。想いを実現していくために、これからも頑張っていきます!

 

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温泉サミット1日目で出たアイディアの一つ!高校生を中心としたたまり場の運営

 

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          サミット1日目の参加者です!

福島の今。3日間学んで感じたこと

 

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これは、避難困難地域の様子です。

家に入れないようにバリケードが設置されています。

 

こうした、福島の様々な現状を学んできました。

そこで、まずはまとめとしての感想を報告します。

詳細については別途あげていきますのでよろしくお願いします!

 

今回福島県での2泊3日の行程を通じて「福島とフクシマの違い」と「自立した経済圏を興すことの重要性」の2点を学びました。

福島を訪れる前はフクシマとして、放射能や避難困難地域での課題などが山積しているイメージを抱いていました。しかし、今回福島第一原発などに赴いたりして放射能の問題は既に喫緊の課題ではなく、福島県では放射能による風評被害を無くしていくこと、相双地区での問題は避難で急速化した過疎と超高齢化でスモールダウンした地域でどう生活していくかということだと感じました。

相双地区はもともと産業があまりなかったため、60年代ごろから原発を誘致し電力の生産地域になることで地域振興を行っていたと学びました。したがって、地域で未来を築くには、それを支える経済力が必要なのではないかと強く感じました。

地域内で雇用と消費の場を生み出し、生活できる拠点を作っていくこと。自立した経済圏を営まないと再び、5年後10年後に生活が危うくなるのではないか。そのため、失敗しても倒産しない行政が、まず最初にリスクを取って消費の場を生み出していくことが必要なのではないかと思いました。

 

 

福島の今を見に。今日から3日間、学んできます。

第一原発廃炉技術研究所、ふたば郡の今など、様々な場所に行ってきます。

 

25兆円の復興予算は福島ではどのように使われてきたのか。2011年からもう7年になろうとする今、何が問題となってきているのか。これから何回かブログを更新していこうと思います。

 

ところで、皆さんの福島に関するイメージってどんな感じでしょうか?

福島に行く前に、数字で福島の現状を見ておきたいと思います。

 

例えば、福島県ではどれぐらいの割合の人が県外に避難しているでしょう。

20%?30%?

 

 正解は3,4%。200万人の福島県の人口に対し、3,4万人の方が県外に避難しているという現状です。

http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/243760.pdf

 

また、農業についてはどうでしょう。 福島県のコメの生産高は全国都道府県ランキングで、2010年と2011年では何位でしょう?

 

20位から30位? 

 

正解は4位から7位です。そもそも福島では稲作が盛んであること、そして2011年以後も生産量がそこまで落ちてはいないことがわかるのではないでしょうか。

 

次に、福島県内産米の全量全袋検査を行っているうち、放射線の法定基準値を超える袋はどれぐらいあるでしょう?

 

1%ぐらいでしょうか。それともまだまだ10%ほどはあるのでしょうか。 

 

正解は2014年時点で0%。福島県内でとれたコメを全て検査した結果、基準値を超えるものは発見されませんでした。また2012年度分でも1000万袋中の71袋しか基準値を超えるコメはありませんでした。

 

どうでしょう。数字だけ見ると復興は進んでいるのではないか。そういう印象を持つと思います。

 

そこで、実際どうなのか。福島に行って、見て感じてこようと思います。

クマコネプロジェクト!-熊本関係者で熊本を盛り上げよう!

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「熊本」をキーワードに、熊本在住者と熊本関係者の「デキルコト」をマッチングし、熊本を盛り上げていこう!というこのプロジェクト

 

熊本県が主体となり熊本日日新聞が事務局を務め、今年で2年目。

昨年は会員数を集め、今年で計画を練り、来年から実行していく予定となっています。

 

そこで12月2日、3日と具体的に来年度の事業案の打ち合わせをしてきました!

私が参加するのはこのプロジェクト会員のネットワーク機能の強化とPR。

 

会員のネットワークをどうコミュニティ化して活用できるようにしていくのか、

また熊本県内にどうこのプロジェクトを広めていくのか、

その仕掛けについて東京熊本県人会熊本県庁の地域振興課の方、経営者の方などと

議論してきました。

 

来年からの事業については1月21日(日)東京丸ビルホールで行われる

クマコネプロジェクト2nd大交流会・プレゼン大会で発表します!

 

私も県人会の事務局長の守田様と、

ネットワーク機能の強化とPR案を発表しますので、

また後日報告いたします!