福島の今。3日間学んで感じたこと
これは、避難困難地域の様子です。
家に入れないようにバリケードが設置されています。
こうした、福島の様々な現状を学んできました。
そこで、まずはまとめとしての感想を報告します。
詳細については別途あげていきますのでよろしくお願いします!
今回福島県での2泊3日の行程を通じて「福島とフクシマの違い」と「自立した経済圏を興すことの重要性」の2点を学びました。
福島を訪れる前はフクシマとして、放射能や避難困難地域での課題などが山積しているイメージを抱いていました。しかし、今回福島第一原発などに赴いたりして放射能の問題は既に喫緊の課題ではなく、福島県では放射能による風評被害を無くしていくこと、相双地区での問題は避難で急速化した過疎と超高齢化でスモールダウンした地域でどう生活していくかということだと感じました。
相双地区はもともと産業があまりなかったため、60年代ごろから原発を誘致し電力の生産地域になることで地域振興を行っていたと学びました。したがって、地域で未来を築くには、それを支える経済力が必要なのではないかと強く感じました。
地域内で雇用と消費の場を生み出し、生活できる拠点を作っていくこと。自立した経済圏を営まないと再び、5年後10年後に生活が危うくなるのではないか。そのため、失敗しても倒産しない行政が、まず最初にリスクを取って消費の場を生み出していくことが必要なのではないかと思いました。