原子力発電の今後

こんにちは!

静岡県浜岡原発に視察に行って参りました!

 

ここは2011年の東日本大震災後、当時の菅直人首相による

津波のリスク回避のための運転停止要請があった原子炉です。              

それから6年後の現在、

浜岡原発は再稼働を目指して安全対策に力をいれてきたとのこと。

 

福島第一原発での事故は

津波に対する想定の甘さ

・電気を利用できなくなったことによる原子炉を冷やすシステムの停止

の2つの大きな原因があるとのことです。

 

そのため、浜岡原発では

・東日本大地震のレベル以上の津波の高さに備える22m級の防護壁

・使用可能な電源のバッファを4重にするほか、手動でも使用可能なポンプも3重に用意

・様々な状態を予想した訓練を年に600回以上行う他、24時間365日体制の危機管理部隊

などの安全対策が行われているとのことでした。

 

津波を敷地内に入れさせない。ただし敷地に入ったとしても建物内に入れさせない。

そうした常に最悪を考え続ける姿勢。

ハードだけでなく人を徹底的に訓練し、緊急時に備える体制。

こうした仕組みに感銘を受けました。

再生可能エネルギーだけでは日本の電力は賄えません。また、CO2の排出に対する世界の眼も益々厳しくなっていきます。

日本は資源を輸入に依存しています。10年後にどのようなエネルギー構成で有るべきなのか。そのために今何をする必要があるのか。常に考えていこうと思います。

 

また、福島第一原発で何が起きていたのか、

興味がわいた方はこちらを是非ごらんください!

 NHKスペシャル原発メルトダウン危機の88時間】3月13日

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586732/index.html

 

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浜岡原子力艦の写真です(原発内ではもちろん携帯の持ち込みは禁止でした

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これらはなんと幻の魚、くえ。

浜岡では卵からの完全養殖に成功しており、『御前崎クエ』として市内で流通しています。

刺身に天ぷら、鍋に寿司とくえのフルコースを静岡県御前崎市では堪能できます。

是非静岡にお越しの際は御前崎クエを召し上がって見てください!