内閣府の官民ファンドと八十二銀行がタッグを組む。WAKUWAKUやまのうちの取り組みについて②
今日は前回の続き。
長野県渋温泉の取り組みについて学んだことを記そうと思います。
渋温泉がどんなところかは前回書いたので、こちらをご参照ください!
写真をいっぱい載せています!
さて、今回はALL信州観光活性化ファンドとWAKUWAKUやまのうちの取り組みを紹介しようと思います!
この地域では街づくりをファンド側が、ひとづくりをWAKUWAKUやまのうちが担い、地域の若手を支援しています。
ファンド側は株式会社WAKUWAKU地域不動産マネジメントに投資し、この会社が渋温泉の家を住民から譲り受け、改修する役目を担っています。
そして、WAKUWAKU側が地域の若手を正社員として雇い、給与を支払いながら事業計画の作成からスタートアップ、安定化まで面倒を見ているのです。そうして成長期に入った段階でファンドからの独立を促していくとのこと。
この取り組みで観光客の取り込みを行っているとのことでした。
こちら、詳しく知りたい方はこちらの資料をどうぞ!
WAKUWAKUやまのうちの取り組みの説明資料です!
地域の方と新しく取り組む方
この両者を繋ぐコーディネーターの信頼が
地域で新しく事業を盛り上げていくには必要なのではないか
そう、今回の勉強会で学ばせて頂きました。
下記は懇親会の料理、
WAKUWAKUやまのうちの事業の一つ、HAKKOです。
いくら食べても何回も皿が交換されて新しい料理が出続けて、最高でした!
内閣府の官民ファンドと八十二銀行がタッグを組む。WAKUWAKU山の内の取り組みについて①
今、官民ファンドと地域金融機関が連携し、
地元の若者の起業を応援した街づくりを行っていると話題になっている町です。
そして実際に起業されている方から直接取り組みの内容を聞く機会があったため
そこで学んだことを記したいと思います!
ただ、その前にまずはここ、渋温泉の紹介をしようと思います!
(夏に2回伺った際の写真です)
ほっと一息を休めるカフェ。CHAMISE
夜ごはんはここ。唐揚げが美味しすぎておかわりしてしまったほど。
旅館をリノベーションした建物で、広々としたベッドが置いてありゆっくり休めます!
どうでしょう。長野県の湯田中渋温泉。
自分も1回目は紹介されて伺ったのですが、魅了され。
すぐに2回目に旅行で行くぐらい素敵な街でした。
ただ全体の観光客数でみると、右肩下がりな状況。
全体での観光客数が往時の3分の1、年間200万人にまで減少しています。
そんな街で始まった、ファイナンスから始まる
次の記事でその取り組み内容を記します!
障がい者と普通に接するということ-車いすで富士登山を目指すチームを見て感じたこと-
今、車いすで富士山に登頂するという前人未踏のプロジェクトが進んでいる。
言いだしっぺは長屋宏和さん。クラッシュで車いすユーザーになったのですが、F1チャンピオンを目指して復帰へ取り組まれている。そんな彼の「自分の力で富士山を登ってみたい」という夢を実現するために、今回のプロジェクトは立ち上がっている。
協力してくれるのはヤマハさんとミキさん。ヤマハさんに富士山の砂利道を登るための電動アシストを、ミキさんにそのエンジンを載せるための枠とタイヤを作って頂く。
今回は試作2号機が出来たとのことで、試乗実験のために静岡に長屋さんと共に伺ってきた。
様々な斜度、砂地や草地、2輪か4輪か、様々なパターンを静岡県掛川の砂浜で試し
富士山を登るための課題をあぶりだしてきた。
また、今回障がいを持つ方と普通に接するということを初めて実感できた気がした。
急な坂道でも助けの手を断り、前輪を上げて曲芸のようにバランスを取りながら自分の力で車いすを操縦するミキさんの芝﨑社長。
あの坂でやろう。次はここ登ってみよう。こうしてほしい。常に試行錯誤を繰り返して限界を試し続けようとする長屋さん。
出来ないところは人に頼りながらも、出来るところは自分でやる。
そんな彼等の姿を1日、間近で見続けて、ようやくわかってきた気がしました。
遠慮はいらない。配慮はする。
彼等と隣に並んで、議論出来るように、
これからも自分の道を歩んでいこうと思います。
まずは来年の夏。富士登山目指して頑張ります!
挑戦出来るということ。刑務所見学で感じたこと。
刑務所。社会から隔絶された場所。
そこでは、どのような人が、どんな風に暮らしているのだろうか。
先日、ネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領の映画を見た。
彼は27年間も牢の中で暮らした後、大統領として国内の融和に努めていました。
刑務所で暮らすとはどういうことか、全く想像できなかったため
今回は千葉刑務所にやってまいりました。
なんでも各刑務所1年に1回一般公開日を設けているとのことです。
刑務所の職員の方、元千葉刑務所におられた方の話を聞いて、色々考えさせられました。
まず、加害者としての側面からの話を伺うと、考え方を変える難しさを感じました。
最初の3年間は刑務所に慣れるので精いっぱい。5年たってから少し他のことを考える余裕が出てくる。15年たって初めて自分の犯した罪と向き合うプログラムを行わないと効果がないとのこと。自分の生き方を見直すのにかかる時間の長さに途方がくれます。
しかし、一方で平均30年以上の刑務所生活を終えた後の老後の不安定な生活も聞きました。刑務所では1年間で5万円しか稼げないとのことです。したがって、全額貯金をして30年過ごしても、貯金は150万円。それで最初の家や携帯電話、家具などを揃える必要があります。そのうえ刑務所の中では年金の保険料も払えないので、老後は年金ももらえません。
30歳で入所しても、裁判で罪状が確定し刑期を終える頃は65歳。働きたくても身体がついてこない現実があるそうです
千葉刑務所では、半数が無期懲役。彼等は出所後も死ぬまで仮釈放の状態です。
千葉刑務所の職員さんはこう話します。
「社会ではもう失敗できない。
だから、この中で何度も、何度も、失敗してください。」
彼等は、自分の罪を自覚したのちは
写経や遺族の方への手紙を書くなど贖罪の意識で過ごすそうです。
失敗しても再び挑戦出来ること。
チャレンジしなおせる環境があること。
志を入れ替えた人が、再び社会に復帰できること。
そうした社会を実現していく必要を感じました。
原子力発電の今後
こんにちは!
津波のリスク回避のための運転停止要請があった原子炉です。
それから6年後の現在、
浜岡原発は再稼働を目指して安全対策に力をいれてきたとのこと。
福島第一原発での事故は
・津波に対する想定の甘さ
・電気を利用できなくなったことによる原子炉を冷やすシステムの停止
の2つの大きな原因があるとのことです。
そのため、浜岡原発では
・東日本大地震のレベル以上の津波の高さに備える22m級の防護壁
・使用可能な電源のバッファを4重にするほか、手動でも使用可能なポンプも3重に用意
・様々な状態を予想した訓練を年に600回以上行う他、24時間365日体制の危機管理部隊
などの安全対策が行われているとのことでした。
津波を敷地内に入れさせない。ただし敷地に入ったとしても建物内に入れさせない。
そうした常に最悪を考え続ける姿勢。
ハードだけでなく人を徹底的に訓練し、緊急時に備える体制。
こうした仕組みに感銘を受けました。
再生可能エネルギーだけでは日本の電力は賄えません。また、CO2の排出に対する世界の眼も益々厳しくなっていきます。
日本は資源を輸入に依存しています。10年後にどのようなエネルギー構成で有るべきなのか。そのために今何をする必要があるのか。常に考えていこうと思います。
また、福島第一原発で何が起きていたのか、
興味がわいた方はこちらを是非ごらんください!
NHKスペシャル【原発メルトダウン危機の88時間】3月13日
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586732/index.html
これらはなんと幻の魚、くえ。
浜岡では卵からの完全養殖に成功しており、『御前崎クエ』として市内で流通しています。
刺身に天ぷら、鍋に寿司とくえのフルコースを静岡県御前崎市では堪能できます。
是非静岡にお越しの際は御前崎クエを召し上がって見てください!